大学時代のライバル
大学時代のジョーダン・スピースは?!
先週の2015マスターズで若干21歳で見事に優勝を果たしたジョーダン・スピース(*)選手。優勝した彼について投稿してみよう。それは2012年ジョーダン・スピース選手がまだテキサス大学2年生だったころ全米では2012 NCAA Division I Men’s Golf Championship(*)が開催されファイナルでテキサス大学はアラバマ大学と戦い優勝を果たしスピースの戦歴にアマチュアチャンピオンの称号が追加されたのだが、そのファイナルで敗れたアラバマ大学の同世代がジャスティン・トーマス(*)選手だったのだ。
*ウィキペディア参照
*画像はGOLFWEEK
当時のジョーダン・スピース選手はジャスティン・トーマス選手とは切磋琢磨していた時代で友人でもあり最大のライバルという存在で今でもそのつながりは深い。さて、そんなスピース選手は2012 NCAAチャンピオンと2012 全米オープンに出場し7オーバーの21位タイでアマチュアスコア2位に2打差をつけベストアマチュアを獲得した。その両方のタイトルを引っ提げ2012年にテキサス大学を中退しその年にプロに転向した。スピースの父親も野球、母親はバスケットというスポーツ家族で育ったスピースは今ある才能をさらにレベルの高いプロの世界に戸惑うことなく門をくぐったということです。
2012全米オープンスコア詳細をみる↓
全米アマチュアNO.1の男
ジョーダン・スピースはNO.2だった!
2015年の「マスターズ」でメジャー初制覇を遂げたジョーダン・スピース。通算18アンダーでの優勝は、1997年にタイガー・ウッズが記録した72ホールの最少スコアに並ぶ記録的な勝利だった。テキサス大時代にプロ転向し、破竹の勢いでグリーンジャケットを羽織った21歳の若武者だが大学時代はさぞエリートコースを駆け上ってきたかとおもいきや強敵が存在していた。2012年の大学生スピースの戦績は華やかなものだった。全米ジュニア・アマチュア選手権チャンピオン(2009年、2011年※複数優勝はタイガー・ウッズに続き2人目)、2012 NCAAチャンピオンシップ獲得、2012 全米オープンローアマチャンピオン(アマチュアベストスコア)という成績だったが全米アマチュアランキングではNO.1にはなれなかった。そのときのランキングはNO.2。
スピース刺客の最注目人物
そう、ランキング1位はジャスティン・トーマス選手なのだ。トーマスはアラバマ大学に進学し大学リーグ初出場でいきなり優勝し『(ARA)BAMAのトーマス』と呼ばれていたらしいです。
先に紹介しているようにスピースが2012 NCAAチャンピオンシップでファイナルを戦った相手がアラバマ大学だったのだが、そのアラバマ大学にはジャスティン・トーマス選手が存在していた。簡単にいえば団体戦で勝って、個人戦で負けたということになる。つねにスピース選手の隣にはジャスティン・トーマス選手がいたんだろうね。
スピース刺客の最注目人物2人目
“スピース世代”のアマNo.1がPGAツアーデビュー
現在アマチュア世界ランキング1位、ジョージア工科大在学中のオリー・シュナイダージャンズが米国ツアー初出場を果たしています。甘いマスクで間違いなく人気が出る選手で実力もあるから隅におけない人物です。
しかしながら2012年にテキサス大学を中退しプロ転向したジョーダン・スピース選手のほうが伸びしろがあり今では2015マスターズにも優勝し先にレベルアップしているのかもしれない。
あのタイガー・ウッズ選手もスタンフォード大学を中退して1996年8月27日にプロ転向したわけだから成功者から学ぶという点では間違いはなかったのかもしれない。まあ、タイガー・ウッズの場合はアマチュア時代(スタンフォード大学)に全米ジュニア・アマチュア選手権と全米アマチュア選手権にそれぞれ3連覇をした選手なので比べるのも失礼かもしれませんけど。
※ウィキペディアから抜粋
しかし、そんな出遅れしていたジャスティン・トーマスもウェブドットコムツアーの賞金ランク5位で、既に2015年シーズンのPGAツアー出場権を決めている。そして同ツアー最終4試合で行われるファイナルズで嬉しい初優勝を飾っている。
ジャスティン・トーマスについて知っておくべきこと↓
ジャスティン・トーマスは2012年には「全米学生」で最も栄誉あるハスキンス賞を授賞。2013年は、「学生選手権」で優勝し、母校は全米1位、彼はMVPに輝いた。
同世代の出世頭になったスピース
21歳でマスターズ制覇したその先は?!
若くして2015年メジャー大会の初戦でもあるマスターズを制したジョーダ・スピース。奇しくも同じ21歳でタイガー・ウッズ選手がグリーンジャケットに袖を通して、その後破竹の優勝の数を増やしていきました。当時、そんなタイガー・ウッズをTVを通してみていたゴルフファンの人たちはタイガー・ウッズの圧倒的な強さに惚れ惚れしていました。例えば一昔前の日本国内ツアーでジャンボ尾崎選手が決勝ラウンドからスコアを伸ばし独走優勝や逆転優勝を叶えた時と同じようにタイガー・ウッズ選手は全世界のファンから期待通りの結果(優勝)だけではなく見せ場もつくったし、ここ一番のミラクルショットも数多く魅せてきたレジェンドといってもおかしくない存在でした。
そんなタイガー・ウッズ選手を通し投影してしまうのではないかと心配な点がジョーダン・スピース選手にはあるのかな、とおもっています。もちろんこれからのルーキーに対して希望の方がおおいとおもいますがタイガーのような勝負強さ、メンタルは大丈夫なのか。いろいろ考えてしまいます。
多分、次回の期待はPGAツアー3勝目、そして全米オープン、全英オープン、全米プロ選手権、そしてグランドスラムと期待が拡大する一方になるでしょう。そのプレッシャーに押しつぶされないような精神面をマスターズでも表情を変えずプレーしていたスピース選手には期待がもてるともおもっています。
そして今となっては同世代、世代が近い若いプロ選手たちからの目標、そして追い越されるターゲットにされていくのでしょう。その期待に応えられるような選手に今以上に成長してもらいたいです。
2015マスターズ最終日はまさにオールスター!
練習場はプレッシャーとの戦い!
2015年マスターズ最終日の練習場はまさに近年まれにみるオールスター勢ぞろい。下の写真は最終日スタート前の練習場風景です。奥からジョーダン・スピース、タイガー・ウッズ、ジャスティン・ローズ、フィル・ミケルソン、ローリー・マキロイ、チャーリー・ホフマンといった人気選手でもあり実力派の選手ばかり!圧巻です!!!
日本という国からやってきた侍
松山英樹という男
日本からはただひとりマスターズに参加した松山英樹がPGAツアー参戦2年目で4日間通算スコアが11アンダーで最終日は66でまわりローリー・マキロイ選手と同じく大会最終日最少スコアで単独5位に!日本人最高位は2009年の片山晋吾選手の4位にはとどこかなかったが4日間通してアンダーパーでラウンドしたのは日本人選手初、また11アンダーも日本人最少スコアで初と初物ずくしだが当の本にはそれどころではなく5位でも後悔しているらしい!勝てるメジャー大会という自信がついた大会だったことは間違いない!また松山選手とジョーダン・スピース選手は日本国内ツアーのダンロップフェニックストーナメント(2014年)で戦って勝っているため今回のマスターズ優勝したスピース選手には先を越された感が否めない。
しかし、私たちは応援している!松山選手が近い将来PGA2勝目、3勝目、、、そしてメジャー大会制覇をすることを♪ いまはタイミングではないと私はおもっている。きっとドラマが待っているように思えてしょうがない。プレーしている本人とは違いTV観戦しているファンがプレーをみているだけで緊張しているのだから本人はプレッシャーに打ち勝つのが大変だろう。
お互い共通のパター
スコッティキャメロンパターの存在
下の写真でジョーダン・スピース選手が手にしているパターはスコッティキャメロンの009パターで日本国内では全米ほど人気はありませんがアメリカではメチャメチャ人気のモデルです。なぜ日本では不人気気味かといえば日本のジメジメした湿気がパターに如実にでてしまいサビやすくなってしまうためメンテナンスがかかってしまうので不人気気味とおもっています。あ、ちなみに下の写真のポーズですがヒゲをモチーフにするポーズでスコッティキャメロンのパターを使用しているプロ選手はよく使うポーズです。その昔ローリー・マキロイ選手がスコッティキャメロンパター(ハニーデップフィニッシュ?)(^O^)
この下の写真は2013年の全英オープンで使用したセッティングの松山英樹選手のスコッティキャメロンのニューポート2タイムレスGSSパターです。今回の2015年マスターズで使用していたパターは確かバンパーにスタンプは入っていなかったようにみえていました。ブラックドットは一緒だとおもいます。フェースのヒールにもワンドットが入っていましたね(^.^)
しかしながら話題の選手が使用しているパターはスコッティキャメロンのパターを使用しているものなんですね。過去の使用者をみるとそうそうたるプロ選手が並んでるのにビックリです。