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松山選手の2015 全英オープン最終日
ザック・ジョンソンが8年ぶりメジャー制覇 松山英樹は後半失速で18位
27年ぶりに月曜日へと持ち越された最終ラウンドは、スコアの伸ばし合いになった。ともに6つ伸ばしたザック・ジョンソンとマーク・レイシュマン(オーストラリア)、3ストローク縮めたルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)が通算15アンダーで並び、4ホールで争われるプレーオフに突入。2ホールでバーディを奪ったジョンソンが競り勝ち、2007年の「マスターズ」以来となるメジャー2勝目を挙げた。
「きのうまでトップが10アンダーで(ラウンド終了後の首位のスコアは)2つしか伸びていない。自分が伸ばせればチャンスはあった」と悔しさが募る。
トップとの差は5ストローク。その中に25人がひしめき合っている。逆転勝利、メジャー初制覇への状況は前日より厳しくなったと言っていい。
動画に関しては後日、修正したものを掲載させていただきます。
松山英樹は聖地のインコースに屈す メジャー勝利へ「何か足りない」
松山英樹は8アンダーで終了 一時1打差も後半崩れる
27年ぶりに月曜日に持ち越した最終ラウンドを実施した。通算6アンダーから出た松山英樹は4バーディ、3ボギーの「71」でプレー。後半にスコアを崩し、通算8アンダーでホールアウトした。
ザック・ジョンソンが8年ぶりメジャー制覇 松山英樹は後半失速で18位
5打差の首位グループの背中を追った松山は、聖地に吹く前半の追い風を生かしてチャージをかけた。1番でさっそく2mを沈めてバーディを先行。アウトで危なげないプレーを続け、理想的な展開でトップに肉薄した。
流れが変わったのはコースを折り返し、風がアゲンストになる終盤。12番で1m強のパーパットがカップの脇を抜けた。「ミスヒットしてしまった。もう少し落ち着いて打てば」――。
要所での失望と焦り。一度のミスが松山のハートを侵食し始める。パー5の14番でチャンスを作れずパー止まり。15番、16番といずれもティショットを曲げ、2打目がラフに食われて連続ボギーを叩いた。万事休す。
「最後の方はパーを取りにいくので精一杯。15番はライが悪くても、パーを取れるところに行ったが、16番(2打目)は判断ミスですよね…転がして(バンカーに)行った。上から行けば良かった」と悔やんだ。