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松山選手参戦の2016 WGCキャデラック選手権での練習で・・・
それは大会前の練習でみかけた!
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◇米国男子◇WGCキャデラック選手権 2日目◇トランプナショナルドラール(フロリダ州)◇7543yd(パー72)◇
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前週優勝を果たしたアダム・スコット(オーストラリア)が4位から出て8バーディ、2ボギーの「66」でプレーし、通算10アンダーの単独首位に浮上した。
首位と2打差、通算8アンダーの2位に、ロリー・マキロイ(北アイルランド)と、「64」でプレーした前年覇者ダスティン・ジョンソンの2人。
さすがトップ選手が勢ぞろいしている世界ゴルフ選手権。名だたる選手が上位に集結。
貴重な風景だが練習時にはスコッティキャメロンのブルズアイパターを使用しパッティング練習する松山英樹選手。
大会前の松山英樹インタビューです。(ブルズアイパターを使って練習風景あり)
トッププロでもグリップを変える
WGC(世界ゴルフ選手権)といえば出場できる選手も限定される。PGAツアーとしてWGCシリーズも年間4試合あります。
- WGC HSBCチャンピオンズ
- WGCキャデラック選手権
- WGCデルマッチプレー
- WGCブリヂストンインビテーショナル
もちろん、出場できることは実力のある選手のみなので出場だけでもすごいこと。そんな一流のプロ選手でもパッティングの調子で大きくスコアが左右されてしまう。そのわかりやすい代表格といえばいままで長尺パターを使用しツアー優勝してきたあだむ・スコット選手。
長尺パターを使用するまでは標準レングスのパターを使用していたのだが、パッティングの不調から改善されないことをきっかけに長尺パターに切り替える。その後はご存知のように長尺パターで何試合も優勝を果たしている。そんな長尺パターもルール改正によるアンカリング禁止により、長尺パターを手放す羽目に。そんなアダム・スコット選手は標準レングスパターに切り替えてからはグリーン上で泣かされていた。
しかしながら、先日行われた2016 ザ・ホンダクラシックで見事にパッティングがよみがえった。もちろん、セブンポイントも冴えていたとはいえ今までの苦労が報われた一瞬だったおもう。そのスコットが2016 WGCキャデラック選手権(2016/3/5現在)でも好調をみせ2日目終わって首位に立っている。
そんなスコット選手が大会で使用しているパターがコレ↓
今回、この2016WGCキャデラック選手権には新BIG3(ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ、ローリー・マキロイ)の三人と4位にいるリッキー・ファウラー。初日、2日目と新BIG3が一緒にラウンドするのも去年2015年の10月以来という。
このWGC(世界ゴルフ選手権)は通常の大会とは違い、格式が高い訳か3日目、最終日という決勝ラウンドまで自動的に4ラウンドおこなえる。つまり予選落ちというのがないのだ。
そこで今回気になった選手が、この二人。
リッキー・ファウラー選手とフィル・ミケルソン選手のお二人です。この大会でふたりともクローグリップ(ペンシルグリップ)やクロスハンドグリップでパッティングしているんです。こんな実力者の二人もパッティングには十二分に気を使っている証拠なのでしょう。
下の写真は、2日目のマキロイ選手のグリップです。マキロイ選手もミケルソン選手も以前に経験済みのグリップなのでしょうが、そんな簡単になじめるものでもないでしょう。
とにかく、ひとつ言えるいことはパッティングが調子よければグリップも変えないはず。お二人とも変えているということは、それだけパッティングに対し神経質になっているともいえるでしょうね。