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松山選手の2015 全英オープン3日目
開き直らない強さ 松山英樹は18位で最終日へ
スコットランドのセントアンドリュース・オールドコースで開催中の海外メジャー「全英オープン」4日目。6アンダーの10位タイから、1日遅れの第3ラウンドを開始した松山英樹は3バーディ、2ボギーの「71」とスコアをひとつ伸ばすにとどまり、通算7アンダーの18位タイに後退した。
「きのうまでトップが10アンダーで(ラウンド終了後の首位のスコアは)2つしか伸びていない。自分が伸ばせればチャンスはあった」と悔しさが募る。
トップとの差は5ストローク。その中に25人がひしめき合っている。逆転勝利、メジャー初制覇への状況は前日より厳しくなったと言っていい。
動画に関しては後日、修正したものを掲載させていただきます。
月曜日決着の「全英オープン」最終日スタート 松山英樹は日本時間午後8時35分に登場
最終日最終組は午後2時30分(午後10時30分)スタート。
第3ラウンドを終えて通算7アンダーの18位につける松山英樹は、午後12時35分(午後8時35分)に地元スコットランドのマーク・ウォーレンとティオフ予定。62年ぶりのメジャー3連勝を狙って首位と1打差につけるジョーダン・スピースは午後2時20分(午後10時20分)に、通算12アンダーで首位タイの1人、オーストラリアのジェイソン・デイと同組でスタートする。
アマチュアのダンが85年ぶり快挙へポールポジション 松山英樹は5打差/全英オープン
紙一重のパットが続いて迎えた14番(パー5)。右ラフからの3打目はわずかに短く、ピンが切られたグリーンの2段目まで登り切らず、手前の花道に戻った。パターを握った4打目で3mオーバーさせ、返しを外して痛いボギー。「(3打目が)もう少し強ければ、バーディチャンスになった。“3パット”が痛かった」
17番では5Iでの2打目を引っかけ、グリーン左手前の通称“トミーズバンカー”に入れた。1978年に中嶋常幸が脱出に4打を要した深いポットバンカー。松山は2打で脱出し、なんとか4オン1パットのボギーに収めたが、満足いくはずがない。
一方、メジャー3連勝目を狙うジョーダン・スピース選手は、66で周り通算スコアを11アンダーに伸ばし4位タイに上昇し、明日の最終日メジャー獲りを狙えるスコアに挙げている。最近のスピース選手は目立った崩れ方はしない安定したスコアメイクを残している。これが強いゴルファなのだろう。